ネイマール獲得で粉飾決算の疑い

 サッカーブラジル代表FWネイマールの移籍で、バルセロナが実際に払った金額は9500万ユーロ(約134億2000万円)だとの見方が出ている。クラブの公式発表は5700万ユーロで、3800万ユーロ(約53億7000万円)が“隠蔽(いんぺい)”されている疑いがある。20日、スペインの一般紙エル・ムンドが伝えている。

 同紙によると、2011年11月から2013年の間にバルセロナとネイマールとの間で交わされた文書を根拠に、「サントスの有力選手の発掘」のためネイマールの父親に200万ユーロ(約2億8000万円)、「ブラジル企業のプロモーション契約」に400万ユーロ(約5億7000万円)、「社会貢献」のために250万ユーロ(約3億5000万円)が支払われているという。

 以上の事実関係やその他不透明な金の動きが裁判で調査対象になると考えられている。

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